お得なオンラインショッピングのお共に。Eコマースの最安価格を提示するブラウザの拡張機能「Honey」

仕事以外でも、家の中で過ごすPCと時間が増えていくなかで、メインのブラウザとしてGoogle Chromeを使っている方は多いのではないでしょうか。

実際に、僕も生粋のChromeユーザーなのですが、ヘビーにChromeを使うのには理由があります。

Google Extension(Google拡張機能)とよばれる便利な機能の豊富さです。この記事では、そんな拡張機能のなかでも、特に最近注目している、Honeyというものを紹介したいとおもいます。

とそのまえに、紹介しておいてなんですが、残念ながら、まだ日本の各種ECサイトには対応しておらず…この記事は、米国のAmazonのサイトで実際に使ってみてから書いているものになります。少なくとも2013年から存在しているブラウザーの拡張機能Honey購入する商品を見つけた後、その場でページ移動することなく、Amazonや他のECサイトの中から最低価格で検索することできるサービスになっています。

(もう少し、正確にいうと、適用できるクーポンをweb上から探してきて適応してくれるというサービス)

Honeyは無料のブラウザ拡張機能で、チェックアウト時に30,000以上のショッピングサイトのクーポンコードを自動的に検出して適用します。また、Amazonでお得な価格をすぐに見つけて、米国のメンバー向けに多くの店でHoney Goldを提供しています。これらの機能は、海外のHoneyメンバーにも間もなく追加される予定です。お楽しみに!Honeyをインストールすると、Chrome、Firefox、Opera、Edgeの右上隅にあるHoneyアイコンが、Honeyでサポートされているショッピングサイトにいるときにオレンジ色に変わります。

Business Insiderが、Honeyブラウザ拡張機能とアプリの作成者へのインタビューの中で、どうやってこのサービスを着想したか、初期のインスピレーションを紹介してくれています。

Over five years ago, Ryan Hudson went online to order a pizza — dinner for his two kids, who were then under 6 years old. He really wished he had a coupon. Money was tight for the serial entrepreneur, and cost-saving measures were nothing new: He had recently called up every one of his utility providers, from his cable company to his internet provider, to cut $200 from his bills every month. “That’s part of why I was in a couponing mindset when I was buying that pizza,” Hudson told Business Insider. “I thought, there’s probably a coupon that could save me $1, and that matters right now.” That night, after the kids went to bed, he put together a prototype for a browser extension that could help solve his problem. In October 2012, the MIT-trained entrepreneur, along with co-founder George Ruan, used that prototype to build and launch Honey, a web browser extension that automatically finds and surfaces coupons when a user is online shopping.

(5年以上前に、ライアンハドソンはピザを注文するためにオンラインになりました。そのとき、6歳未満だった2人の子供のためのディナーです。彼はクーポンが欲しいと思っていた。一連の起業家にとってお金は厳しく、コスト削減策も新しいものではありませんでした。彼は最近、ケーブル会社からインターネットプロバイダーまですべてのユーティリティプロバイダーに電話をかけ、毎月の請求額から200ドルを削減しました。「それが私がそのピザを買っていたときに私がクーポンの考え方にあった理由の一部です」とハドソンはBusiness Insiderに話しました。「おそらく1ドル節約できるクーポンがあると思いましたが、それは今重要なことです。」その夜、子供たちが寝た後、彼は問題の解決に役立つブラウザ拡張機能のプロトタイプを作成しました。2012年10月、MITの訓練を受けた起業家と共同創設者のジョージ・ルアンは、そのプロトタイプを使用して、ユーザーがオンラインショッピングをしているときにクーポンを自動的に見つけて表示するWebブラウザー拡張機能であるHoneyをビルドして起動しました。)

Honeyの感動する点は、その手軽さで、オンライン上での購買中、ユーザーはほとんどなにもすることなくお得にお買い物をすることができます。バックグラウンドで実行される拡張機能であるため、ユーザーに適応できるクーポンを確認するように自動的に促します。さらに、購入の結果、「ハニーゴールド」と呼ばれるポイントボーナスがユーザーに付与されます。これは、Amazon、ウォルマート、eBay、SEPHORAなどで使えるクレジットに変換することができます。しかし、このハニーゴールドの機能が個人情報管理の点で、波紋を生んだことも忘れてはいけません。というのも、Honeyの性質とその安全性に関する懸念が、2016年6月23日にRedditのr / frugalによって言及されました。「Honeyは、アクセスしたサイトに関するデータを、すべてのデータを識別できるセッションIDに接続されたサーバーに送信している」この、スレッドが投稿されて間もなく、創設者のGeorge Ruanは、Honeyがその運用とリベートの両方に資金を提供する方法を説明し、ユーザーデータが第三者に販売または共有されることはないと、否定するコメントを発表しました。

George (founder of Honey) here to clarify why we need this data in order to do what we do. Honey saves people money in 2 ways: 1) automatically applying coupons on the checkout page and 2) giving you extra cash back with every purchase. In order for Honey to automatically apply coupons on the checkout page, we need to know what page you’re on. This is the only way to appear ONLY when you are on the checkout page. In order to give our users cash back on their purchase, we need to know that a transaction happened so we can match up the records with merchants. Honey makes money by getting a commission from merchants and then giving a portion of it back to our user as cash back. We DO NOT sell or share your data in any way. Hope this clears things up. Happy to answer questions you guys may have.

(ジョージ(Honeyの創設者)がここで、なぜ私たちが行うためにこのデータが必要なのかを明確にします。Honeyは2つの方法で人々のお金を節約します: 1)チェックアウトページでクーポンを自動的に適用すること および 2)購入ごとに追加のキャッシュバックを提供すること。 Honeyがチェックアウトページにクーポンを自動的に適用するためには、どのページにいるかを知る必要があります。これは、チェックアウトページにいるときにのみ表示される唯一の方法です。ユーザーに購入のキャッシュバックを提供するために、取引が発生したことを知っておく必要があります。これにより、レコードをマーチャントと照合できます。Honeyは、商人から手数料を受け取り、その一部をキャッシュバックとしてユーザーに還元することでお金を稼ぎます。データを販売したり共有したりすることは一切ありません。これで問題が解決することを願っています。皆さんが抱くかもしれない質問に答えて幸せです。)

(Honeyのプライバシーポリシーの概要はこちら

まとめると、たしかに、このHoneyの主要機能を提供するためにはデータの取得が必須であるため、データは取っている。がしかし、ユーザーの情報を使って儲けてはおらず、マネタイズは、手数料によるものだ、とのことです。実際に、Honey拡張機能とその機能に関する情報は、信頼できるソースからも入手でき、ニューヨーク・タイムズCNETTechCrunchコンシューマー・レポート技術の ブログは、有害事象の報告はないと創業以来のサービスを評価しています。話は少しずれてしまいましたが、いかがでしたしょうか。個人的には、個人情報の問題があるとはいえど、個人を特定できるレベルのものではない、かつ、それを販売しているわけではないのであれば、この拡張機能を使うことでのベネフィットの方が、圧倒的に大きいなと思います!みなさんも、ぜひ活用しお得なオンラインショッピングをお楽しみください!(まだ日本のECでは使えませんが!!)


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