◼︎オンラインでなるべく安く買いたい日本人?
文化も違えば消費行動も大きく変わってくるのは当たり前。
皆様も気がつけば安い商品を求めてインターネット上をアマゾン…楽天…Yahoo…と回っているうちに…もうこんな時間!? なんてことも珍しくはないと思います。
「安い商品をオンラインで求めるのは当たり前だ!」と思う方もいらっしゃるかと思いますがオンライン上の節約思考は日本人の特徴であると言えるのです。
海外では基本同じ商品であれば実店舗でもオンラインでも価格は同じであることは多いのです。
<海外>
実店舗価格=オンライン価格
日本の場合は驚異的な数字になりますが、オンラインでの購入より実店舗の方が安く買いものができる確率が7%となっています。
すなわち、賢くお買い物をしようと思えば、ほぼほぼオンラインのお買い物で価格的な損をすることがないということになります。今よりも安く買える可能性が高いということです。
(※製品の全体のうち45%がオンラインで安くなり、48%が実店舗と同じ価格で販売されています。)
http://www.thebillionpricesproject.com/wp-content/papers/Cavallo_Online_Offline_AEA.pdf
<日本>
実店舗価格≧オンライン価格
日本人がオンライン上で節約思考であることは 日本のとあるサービスからも見てとれます。
それが「価格.com」です。
※利用された方も多いと思いますので下記の説明は知っている方は飛ばして読んでください!
<価格.comについて>
利用された方も多いと思いますので知っている方は飛ばして読んでください!
耐久財、消費財、サービスなど様々な商品を扱う価格比較ウェブサイト「価格.com」を運営製品が販売されている最も安い場所を簡単に見つけることができます。価格比較だけではなく、レビューやクチコミ、トレンドなど様々な情報を提供。
月間総ページビュー : 5億6,605万PV/月
月間利用者数 : 6,308万人/月
単純計算日本人3人に1人が「価格.com」に価格比較をしていることが伺えます!
新型コロナウイルスの影響を受け「巣ごもり消費」によりオンラインでの購買行動は確実に増えていると考えますが 新型コロナウイルスの影響拡大をきっかけに興味を持ったこと トップ3は、
「健康、医療、病気」17.0%
「節約」15.6%
「無料動画配信サービス」15.5%
コロナウイルスと直接的な影響を及ぼす「健康」の分野の次に「節約」が含まれ、日本ではさらなる節約思考が進んでいることが伺えます!
◼︎高齢者のモバイルで買い物の増加
おじいちゃん、おばあちゃんが携帯を使えないと思っているのであればそれは間違いかもしれません。 高齢者でもオンラインでの販売を促進し始めており、今後もさらに延びることが伺えます。
日本の経済産業省の調査によると https://www.meti.go.jp/press/2019/05/20190516002/20190516002-1.pdf
40代の85.5%50代の72.2%は2017年にスマートフォンを所有し、 楽天のC2CマーケットプレイスアプリであるRakumaを見ると、 すでに高齢ユーザーによるモバイルコマースの成長が伺えます。 60代以上のシニアユーザー新規登録数が3年で約30倍に。70代は約50倍に激増 。取引済み商品の出品単価は、10代・20代の1.23倍であることが分かっています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000861.000005889.html
日本が超高齢社会に突入し、日本人の27.7%が65歳以上であることを考えるとと、「シニアはオンラインは厳しいから…」っと足切りにするのではなく、シニア向けのU I UXの設計を行ったり、高齢者向けの製品を揃えてみたり、将来的にサービスを拡大していく方向性に目を向けることは賢いと考えます。
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